ブログアーカイブ

2010年5月23日日曜日

栗生山・トロッコ列車

日付はちょっと戻るが、4月24日群馬県内の渡良瀬川沿いの栗生山へ行った。山の上では雪が舞う程寒く、お目当てのつつじもまだ。帰り乗ったわたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車も風が冷たかった。

2010年5月22日土曜日

キン肉マン橋



さいたま市内をながれる通称切引川に架かる芦原橋には写真のようにキン肉マンのプレートが取付けてある。
詳しく調べてはないが、少なくとも周辺の橋には同様のものは見られない。なぜここにだけこんなものがあるのだろうか。

プリペアードピアノ、タブララサ


プリペアードピアノprepared pianoとはアメリカの作曲家ジョンケージJohn Cageが1946年ごろ「発明」したもの。
ピアノの弦に消しゴムや洗濯バサミをはさみ、音質やピッチを変えるというもの。発明というよりは子供の悪戯みたいである。彼のプリペアードピアノのためのソナタを聴いたが、変わった音なだと思う以外音楽的にはどうと言う事もないものであった。
しかしその後、1970年代に旧ソ連で作曲された、アルフレッドシュニトケAlfred Schnittkeの合奏協奏曲とアルヴォペルトArvo Prtのタブララサでどういういきさつか、このプリペアードピアノが使用された。この世のものとは思われない音色はその曲全体の雰囲気を作り出すのに効果的であった。(この二曲は同時期に演奏されるはずだったため、器楽編成は同じく2つのヴァイオリン、弦楽、ハープシコード及びプリペアードピアノとなっている。)特にアルヴォペルトのタブララサは、ライナーノートのヴォルフガング・ザンドナーの文章をそのまま引用させていただくと「これはなんという音楽だろう!このような曲を書けるひとは、自分から脱け出たことのある人にちがいない。(中略)それはこれまでわれわれが耳のしたこともない、この世ならぬものへと誘う。」  なおわたしの手元にあるCDではシュニトケがプリペアードピアノを弾いている。

理由もなく気が滅入る時、まず試みるのは音楽を聴くこと。ペルト≒モーツァルト≒中島みゆき でも 一番いいのは 山へいくこと。でもでも、その前に酒に逃げてしまうけど。

「何が起ころうと、健康でさえあれば、それでいいのです。幸福というものは、想像の中だけにあるのですから。」モーツァルトの手紙(柴田治三郎訳・岩波文庫)

2010年5月16日日曜日

燧ヶ岳より昇る朝日etc


上は 燧ヶ岳より昇る朝日 下は 岩塔ヶ原ではなく景鶴山

残雪の尾瀬と岩塔ヶ原



 
五月初めに尾瀬に行った(2010.5.2~4) k鶴山へ。
戻ってから気付いたのだが、昨年見つけた、「とにかく沢登り」というブログ、奥只見幻の大池の記録の中で述べられ、以来気になっていた「岩塔ヶ原」の近くであった。その時の検索では2ちゃんねるばかりひっかかり、この山域は入山禁止になっているが、その名目が一般に言われている自然保護ではなく、サンカの拠点があるためなどという都市(?)伝説もどきの内容で、その件はそのままになった。
 今回再度調べると、この出所が西丸震哉氏であることが分かった。
 
  「西丸震哉の日本百山」実業之日本社1998 A5変型 

大白沢山の項に、米軍の航空写真を見て「3キロ四方の盆地の中央に岩塔らしきものを発見した。」それを岩塔ヶ原と名づけた。実際行ってみると、 「針葉樹の大木がびっしりつまってニュウッと立っているもの」だったという。位置は、尾瀬ヶ原を流れる、猫又川の右俣近く。外田代の北側。

現地に行くのは無理としても、大白沢山付近から岩塔ヶ原を眺める。来年の残雪期の課題。
(下の手書き地図は同書掲載のもの)

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